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女性の健康

3月1日~8日は、「女性の健康週間」です

「女性の健康週間」は、女性の健康づくりの国民運動として展開されています。
2021年のテーマは「生理について」です。

女性の健康はホルモンの変動と切り離せない関係にあります。
女性としては身体の周期、日常生活である「生理」、毎度のことなのに皆さん何かしら調子が変わったり、悩みがあったり、“付き合っていくしかない・・・”感覚になっていませんか?
「生理(月経)」を司る「女性ホルモン」について理解を深めて“うまく付き合って”いきましょう!

そもそも生理って・・・

卵巣から分泌される女性ホルモン(卵巣ホルモン)、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」このふたつのホルモンの分泌量が変動し、月経周期をつくっています。

エストロゲン(卵胞ホルモン) プロゲステロン(黄体ホルモン)
●「妊娠の準備」をするホルモン
卵巣内の卵胞を成熟させて排卵に備えたり、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くしたりします
*肌ツヤをよくする
*血管をしなやかに保つ
*骨密度を保つ
など
●「妊娠を成立・継続」させるホルモン
受精卵が着床しやすいように子宮内膜を柔らかくし、妊娠に備えて体温を上げたり、乳腺を発達させたりします。
*むくみ
*食欲増加
*眠気
*イライラ
など

「月経期→卵胞期→排卵期→月経前」という月経周期を繰り返していますが、
排卵前のエストロゲン、排卵後のプロゲステロンと、短期間に分泌量がピークに達して、変動するので、心身の不調が起こりやすい状況にあるのです。

引用元: スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省)

現代は月経関連トラブルが増えています!

今と昔の違い

先の記事でもご説明したように、現代の女性は、昔に比べて初経の年齢が早い上、出産回数が少なく、授乳期間も短いので、月経回数が増加したことにより、月経関連疾患に悩む方々は増えています。

働く女性の増加

女性の社会進出が進み、日常生活だけでなく、社会生活での月経関連の悩みも増えています。
女性自身だけでなく、家族や職場のひとびと、地域社会にも月経トラブルへの理解が求められています。

引用元:日本産婦人科学会誌 2017年6月

コロナ禍の月経トラブル!

新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、生活が大きく変わった方もいると思います。世の中は大きく変わりましたね。そのような中、最新の調査では、コロナ禍で月経トラブルにも影響があると感じている女性は3割に上っていることが明らかになっています。その中でも働く環境が変わった方の方が影響を感じている人が多く、働く環境が変わった上、月経トラブルに変化を感じた人のうち、「症状が改善するなど良い影響の方が強い」が9.1%、「症状が悪化するなど悪影響の方が強い」が90.9%と9割以上の方が悪い影響を感じているとのことです。

この9割を超える「悪影響の方が強い」と感じた人の中には、こころの不調を感じている人が多いようです。コロナ禍によるストレスも相まった結果と思われますが、月経周期の身体の変化にも影響を及ぼしていることはわかりますね。しかし、そんな女性特有の身体とこころの変化を感じていても、受診をされた人は2割程という結果も。

この表のように、月経に関する不調を感じていても、我慢してやり過ごしたり市販薬で症状に対応している人もいると思います。しかし、それは根本的な解決にはなりません。月経トラブルの症状は個人差も大きいので、人と比べてもあまり意味はありませんし、最悪の場合、自分が気づかないうちに子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症などの病気が隠れている恐れもあります。特に変化がなくとも、感じている不調があれば、ためらわずに一度、産婦人科で相談してみてください。

セルフチェックには、厚生労働省から女性の健康推進室「ヘルスケアラボ」というサイトもありますので、ぜひチェックしてみてください。