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【医師監修】CBD(カンナビジオール)が5分で分かる。効果・法律・製品の基礎知識

CBD(カンナビジオール)は、医療や健康分野で注目が高まっている大麻草由来の成分の1つです。日本では「大麻」という言葉にネガティブなイメージを抱かれがちですが、CBDは一般的にマリファナと呼ばれて危険視されている成分とは全くの別物。それどころか、人体にとても有用な効果・効能が発見されています。

このようにいつでもどこでも情報を得られる社会になっても、CBDに対する誤った認識や印象は根強く残っています。せっかく、もっと日々の生活を豊かにできるかもしれないチャンスがあるにも関わらず、誤解によってその機会を逃してしまうのは勿体ないですよね。

そこで今回は、CBDの専門家である正高佑志医師のYouTubeチャンネル「Japan Green Zone」や著書などから学んだ情報を、誰でも理解しやすいようにまとめて解説します。CBDに興味を持ったばかりの人にとって、最適な入門編になるのでぜひチェックしてください。

CBD(カンナビジオール)とマリファナは別物!

CBDを正しく理解するための第一歩として、まずは「CBDって大麻だから危険!」という、根本的な誤解を解消しましょう。
実は大麻草から抽出される成分は100種類以上あり「植物性カンナビノイド」という、特別な総称も付けられるほど、古くからその効果や効能が研究対象になっていました。
その植物性カンナビノイドの代表的な成分が、1本の麻から抽出できる量が最も多い「THC(テトラヒドロカンナビノール)」と次点の「CBD」なのです。

THCは主に大麻草の葉などから抽出でき、国内では厳しく規制されている「マリファナ」の原料になります。このように説明されてしまうと、日本では大麻草そのものに良いイメージを抱くことは難しいですよね。

ただ、みなさんは「大麻草=THC=CBD」という誤った認識をしてはいけません。
冒頭でも説明したように、CBDは大麻草ではありますが、THCとCBDは全くの別物。効果効能はもちろん、抽出できる部位や日本での取り扱いも異なるのです。
例えば、CBDはいわゆるハイな状態になることはありません。むしろ、気分を落ち着かせるリラックス効果が得られるとされています。さらに国内での規制もCBDは対象になっていませんし、最近では様々な製品がインターネットやショップで購入できる身近な存在になりつつあります。

CBD(カンナビジオール)の安全性と副作用

一般的にCBDには体の調子を整える機能に対して作用し、免疫調整・神経保護・運動機能などに良い効果があるとされています。
とはいえ、実際に利用している人の目的が分からないと、なかなかCBDに対する不安は拭いきれないですよね。そこでぜひ知ってもらいたいのが、カリフォルニア州のがん治療センターが行った調査です。同調査ではCBDを飲んでいる理由として、63%が痛み、43%が不安、32%が不眠、20%がうつという結果が明らかになっています。

てんかんとCBD

CBDについて理解を深める際、大変興味深かったのがCBDと「てんかん」の関係性です。現在、CBDの研究が最も進んでいるのはてんかんであり、既に一部のてんかんに対してCBD製剤が医薬品として承認を得ています。
このCBD製剤を服用した43人のてんかん患者に対して調査を行ったことろ、81%の患者がけいれん発作の減少を認めたそうです。
また、副作用としては眠気、食欲低下、下痢などが認められました。ただ、命に関わるような大きな症状は報告されていません。

CBD製品と使用者層

「CBD」で検索して、この記事にたどり着いたほとんどの人は、何かしらのCBD製品に興味を持っているのではないでしょうか。
前述した安全性と同じくらい気になるのが「どんな人が使っているのか」というポイントですよね。そこで2019年8月にアメリカの調査会社ギャラップが報告したデータから、アメリカ人のCBDの使用者層についてまとめて紹介します。

まず、「CBD製品を使用していますか?」という問いに対し、14%が「はい」と回答しています。さらに使用者は若年層になるほど多くなる傾向があります。具体的には、18~29歳が20%、30~49歳が16%、50~64歳が11%、65歳以上が8%となっています。
ただ、最近は高齢者層のCBD売上が著しいことから、徐々に年齢が高い人にも受け入れられつつあるようです。

最低限覚えよう!CBD製品の種類

CBDを使った代表的な商品が「CBDオイル」です。商品やメーカーが多くて日本でも手に入れやすいため、比較検討しやすいのがメリットの1つです。
他にも「CBDリキッド」という製品もあります。これは専用の容器にCBDリキッドを入れて気化し、吸引して摂取します。さらにお手軽にCBDを生活に取り入れたいなら、CBDグミを食べてみましょう。普通のグミのようにすぐに噛むのではなく、舌の裏で溶かして摂取することで作用効率が高まります。

正しいCBD(カンナビジオール)の知識を把握しよう

CBDの基礎的な知識と情報について解説しました。CBDやTHC、大麻をめぐる情報や社会常識は現実とは大きく異なるケースは珍しくありません。また、情報のアップデートも頻繁にあるので都度、自身のためになる正確な知識を把握しておくことが理想です。
メディカルリサーチシンクタンクでは、医師監修のもとCBDに関わる情報を発信しているのでぜひチェックしてください。

※参照:著 正高佑志「お医者さんがする大麻とCBDの話」
※参照:YouTubeチャンネル「Japan Green Zone」