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舌下投与、ベイピング、カプセル。CBDの代表的な摂取方法のメリットと注意点

大麻草から抽出された成分の一種であるCBD(カンナビジオール)は、慢性痛や炎症の緩和や、うつ病の治療への効果が期待されています。

近年では、一般の人が健康のために使用するCBD商品が数多く開発されており、舌下投与・ベイピング(電子タバコ)・カプセルの3つが代表的な摂取方法とされています。

今回は、CBDの専門家である正高佑志医師のYouTubeチャンネル「Japan Green Zone」や著書などから学んだ情報をもとに、舌下投与、ベイピング、カプセルによるCBDの摂取について、メリットと注意点を分かりやすく解説します。

CBDの選び方に迷っている方や、CBDに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

CBDに依存性や中毒性はない

CBDは大麻草から抽出する成分なので、「大麻(マリファナ)のように依存性や中毒性がないかどうか心配だ」という方もいるでしょう。結論から言うと、CBDの依存性、中毒性については、ほぼ心配する必要はありません。

アメリカには「規制物質法」という法律があり、大麻草自体はもっとも危険とされる「スケジュールⅠ」に分類されています。一方、CBDはアメリカや欧州で「エピディオレックス」という名前の医薬品になっており、かつては、もっとも安全な「スケジュールⅤ」というグループに分類されていました。

2020年には法改正が行われ、エピディオレックスは規制物質法のリスト自体から除外されました。つまり、アメリカ政府が正式に、CBDには依存性や中毒性がないと認めたことになります。CBDは大麻草から抽出される成分ですが、いわゆる「マリファナ」とは全く別物だということを覚えておきましょう。

では、CBDの摂取方法について具体的に説明していきます。

CBDの摂取方法1:舌下投与

舌下投与とは、舌の裏側にCBDの成分が入ったスプレーなどを「吹きかける」もしくは、一定の量をスポイトなどで「垂らす」ことによって、CBDが含まれた液体を舌下にある毛細血管から吸収する方法です。

CBDが血流に乗って全身にいきわたり、かつ比較的ゆっくり長く効くという特徴があります。てんかんの発作など、効果が長続きして欲しい場合には舌下投与が適していると言われています。また、スプレーやスポイトを使用するので決まった容量を摂取することができるというメリットがあります。

舌下投与のポイント

舌下投与の場合、最低1分間、舌下にとどめてから飲み込むようにしましょう。口腔内ですので、安定した効果を得るために、投与の直前と直後は飲食を避けましょう。血中濃度を保つためには、1日2回に分けて朝夕で摂取すると良いとされています。

舌下投与の注意点

製品ラベルをよく読み、過剰摂取に注意しましょう。意図しない陶酔作用が起こる危険性があります。

CBDの摂取方法2:ベイピング

Vaping(ベイピング)とは、機械によって蒸気を発生させ、それを吸う行為を指します。電子タバコもベイピングの一種です。近年では、リキッド(液体)タイプの電子タバコにCBDの成分が入った「CBDベイプ」という製品が人気を集めています。

肺からCBDを摂取することによって全身に素早く行き渡り、高い血中濃度を得ることができますが、その分、持続時間は短いというデメリットもあります。吐き気や急性の疼痛、不安の発作など、急性の症状に適しているとされています。

ベイピングのポイント

効果の持続時間が短いため、CBDを使用する目的によっては、舌下投与よりもこまめに摂取する必要があります。

ベイピングの注意点

CBDベイプには、主成分であるCBD以外にもさまざまな添加物が含まれており、一部の添加物は加熱されて気化することによって人体に有害な物質に変化することがあります。CBDベイプは信頼のおける店舗やメーカーから購入し、成分もしっかりと確認しましょう。

※関係記事:CBD Vape(電子タバコ)の安全性をチェックしよう!肺炎などのリスクが低い製品の選び方

CBDの摂取方法3:カプセル

最後は、CBDオイルやCBDカプセルをサプリメントと同じように飲み込む方法です。手軽で簡単にCBDを摂取できるのがカプセルを使用するメリットです。また、カプセルは効果持続時間が長いので、さまざまな慢性疾患に向いていると言われています。

一方で、カプセルが消化管や肝臓を通るときに消化や解毒分解などが起こるため、実際に吸収されるCBD量が少なくなるというデメリットがあります。CBDが消化・分解された結果、摂取したCBD量の約6〜20%だけが30分から2時間かかって血液中に到達し、効果を現すと言われています。

カプセルで摂取する場合のポイント

カプセルで摂取すると効き目が現れるまでに時間がかかります。そのため、効果を期待する時間帯から逆算して摂取すると良いでしょう。

カプセルで摂取する場合の注意点

なるべく早くCBDの効き目を実感したい時は別の摂取方法がおすすめです。

目的にあった摂取方法を選択しよう

今回は、舌下投与、ベイピング、カプセルによるCBDの摂取について、メリットと注意点を分かりやすく解説しました。摂取方法によって効果が現れるまでにかかる時間や、効果の持続時間に差があるため、目的に応じて使い分けることが大切です。

メディカルリサーチシンクタンクでは、医師監修のもとCBDに関する情報を発信しているので、ぜひチェックしてください。

※参照:著 正高佑志「お医者さんがする大麻とCBDの話」
※参照:YouTubeチャンネル「Japan Green Zone