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花粉症による肌荒れとスキンケア

花粉が飛び始める時期になりました

2021年を迎えてから早2ヶ月。平均気温5~10度台が続いていた冬から少しずつ春を感じられる気候となってきましたね。春は植物たちが鮮やかに芽吹き始める季節ですが同時に花粉も多く飛び始めるため花粉症の方は苦労する季節でもあると思います。花粉は粘膜に付着し鼻水、鼻つまりやくしゃみなどのアレルギー性鼻炎や目の結膜に付着しアレルギー性結膜炎を引き起こす原因です。また女性の方であればこの時期に発症する皮膚炎も大きな悩みの種と言えるのではないでしょうか。今回はコロナによりマスクを着用する機会も増えたことで肌トラブルに悩みを持った方も多いのではと思いましたので肌荒れについて少しお話ししていきたいと思います。

我が国の花粉症患者さんはどのくらいいるの?

環境省によると、日本の花粉症有病率は正確なところはわかっていないようです。花粉症は疾患ではないので正確に数値化することは難しいかもしれませんね。

花粉症により引き起こされる全て症状は免疫反応??

コロナウイルスをきっかけに免疫について調べた方も中には多くいらっしゃるのではないでしょうか。免疫機構は白血球の仲間である複数の細胞が協力、作用し合い体に侵入したウイルスや細菌を倒す機構のことですが医学的に調べると複雑で理解しにくいかと思います。ここで免疫について簡単な言葉でまとめてみたいと思います!免疫とは人が生きていく上では必要不可欠な役割を担っている機能であり、10μmという極小の細胞たちが体内で協力し私たちの体を害から守る働きのことを示します。つまり粘膜や結膜に付着した花粉(体から見ると有害物質に値する)に免疫細胞が飛びつき攻撃した過程で生まれた成分(主にヒスタミンやロイコトリエン)が鼻炎や結膜炎症状として現れているということになります。

ここでお待ちかね!花粉症皮膚炎とは

花粉が原因で鼻炎や結膜炎症状が起こるのは知っていたけれど春期に増える肌トラブルがまさか花粉も関係していたとは…と驚かれる方も多いのではないでしょうか。花粉症皮膚炎とは弱った肌に花粉が付着し皮膚トラブルを起こす症状のことを示しています。顔は全身の中で1番皮膚が薄い箇所と言われており、特に女性が念入りにお手入れしている重要な箇所とも言えますよね。人の皮膚は層構造になっており、細菌、ウイルスのバリア機構としても働いています。その皮膚(表皮と呼ばれる)の1番外側にある角質層が主に乾燥などのなんらかのストレスが原因で損傷され、その隙間に花粉が入ることにより皮膚トラブルが発症すると言われています。

少しでも皮膚炎を回避するには!!

肌へのストレスを減らすことが1番良いようですが…日々のお化粧やマスク、冷暖房などのストレス因子をゼロにすることは難しいですよね。ここで肌荒れ予防法を3つのポイントまとめてみていきましょう。

  • 1つ目は化粧水+クリームでの保水・保湿でお肌が乾燥し傷がつくことを予防していきます。時にはクレンジングや洗顔も必要な皮脂を取り除いてしまい乾燥の原因となるためお手入れの際には要注意です。
  • 2つ目は免疫の要とも言われている腸内環境を整え免疫力の低下を予防していくことです。ここでは定期的な食物繊維や乳製品の摂取が推奨されます。
  • 3つ目は良質な睡眠とストレス発散で心身の健康から免疫力アップに繋げていきます。入浴やヨガなど心の休息を取り入れる工夫をしましょう。

最後に

花粉症といっても調べてみるといかに健康を管理していくことが重要であるかも学べましたね。
春の風が待ち遠しい今日この頃ですが、この対策が花粉症お悩みの方々が春を存分に味わえること、またみなさまが日々健康で過ごせますことを心より願っております。
皮膚症状によっては原因が花粉とは一概には言えません。体の症状は心身状態サインですのでお早めにクリニック等で診察してもらうことも一つの解決策になるかもしれません。

引用元
花粉症有病率 環境省
花粉症の原因 厚生労働省
2019年9月花粉症皮膚炎 日本成人病予防会